第3回 ひなまつり寄席(令和4年3月6日(日))開催いたしました。

3月6日(日)に、演者が女人衆限定(特別ゲストを除く)の『ひな祭り寄席』を開催致しました。

・令和4年3月6日(日) 14:00開演

・会場: UHB 北海道文化放送 1階 N1厨房 仲間達

えぞ家葉桜の立案で始まったこの企画ですが、言いだしっぺの葉桜が、無責任にも昨年10月に急逝してしまい、一時はどうなることかと思われました。前回は葉桜がギックリ腰でリタイア! 今回は葉桜不在! という事態ながらも、当日の主任:肉丸のもと、力を結集してこの企画を継続して開催しました。葉桜さん、観てくれましたか?

以下、ひな祭り寄席の様子をお伝えします。

予報では、少しぐずつくようでしたが、当日はお天気に恵まれました。とはいえ、足もとが悪い中、たくさんのお客さまにご来場いただきました。

さつらくの自慢をひとつ。さつらくでは、「お囃子は生演奏!」にこだわりを持っています。真剣な面持ちで、開演前に音合わせをする「さつらく社中」です。

演技指導中。

ソーシャルディスタンスを確保した満席での開催となりました。いつも、ありがとうございます。

まず、五人衆による口上。観覧上のご注意事項を、「たのしいひな祭り」の替え歌でご案内しました。「♪~マスクをつけましょ 寄席中は~♪」

第一席 オプ亭みすとの落語「たらちね」です。千代女の、淀みのない、ばか丁寧な言葉遣いが笑いを誘います。

オプ亭みすと

第二席 舞亭鹿花の落語「堪忍袋」です。明治の頃の新作に、今の話題を盛り込みました。堪忍袋を作る、縫い物の所作は一見の価値あり!

舞亭鹿花

第三席 一芸斎てれ花の講談「赤穂義士伝 二度目の清書」です。今日が○十回目の誕生日のてれ花。小気味良い張り扇の音が響き渡ります。

一芸斎てれ花

中入後 本日の特別ゲスト、宝玉斎こん太の三味線漫談です。本日の出演者の中で一番きれい(本人談)です。唄に踊りに漫談に、しまいには観光案内まで。濃密なお座敷芸で、場内は爆笑の渦です。

宝玉斎こん太

第五席 鳳家茉莉花の落語「真珠の誘惑」です。キャラクターの描写に磨きをかけ、最後は「ストーン」と噺が落ちました。

鳳家茉莉花

トリ 無茶志亭肉丸の落語「崇徳院」です。入れ替わり立ち代わりの登場人物を、所作の忙しい入替で演じます。葉桜も、きっと手を叩いてくれたと思います。

無茶志亭肉丸

入場時の検温・手のアルコール消毒、終演後の椅子・テーブルのアルコール消毒作業、ご来場者様の連絡先の記録等、コロナウイルス感染拡大予防対策を行い、開催いたしました。

札幌落語倶楽部は、今後もコロナ感染予防に配慮しつつ、 みなさんに楽しみ笑っていただける落語会を、企画・開催して参ります。

落語会の最新情報は、詳細が決まり次第、当ホームページにてお知らせいたします。
変わらぬご贔屓を、よろしくお願いいたします。