第2回 ひなまつり寄席(令和3年3月7日(日))終了いたしました。

3月7日(日)に、演者がひな限定の『ひな祭り寄席』を開催致しました。

直前に 【われらが葉桜さん、ギックリ腰でリタイヤ】 という緊急事態勃発!!

残る5人は力を合わせて乗り切りました。

以下、ひな祭り寄席の様子をお伝えします。

まず、こん太さん・テテさん(お囃子)の “うれしいひな祭り” の音色に合わせて
5人で御挨拶。 

「面白くなくても笑ってください!」 と全員で叫ぶと客席からも笑い声が・・・・

第一席は、鳳家茉莉花の『天狗裁き』

サツラク一の若乙女は、天狗に飛ばされるリアクションも面白く、客席を温めてくれました。

 

第二席は、オプ亭みすとの『狸の恩返し』

聞きやすい声で、狸の表情も可愛らしく、客席からは「高座2回目とは思われない」との感想をいただきました。

 

第三席は、舞亭鹿花の『こぶとり爺さん』

テンポ良く話が進み、オーバーアクションに思わず吹き出す方もいらっしゃいました。

 

中入り後は、ボリューム満点、講談『大名花屋』の一芸斎てれ花

35分の大作を短めに書き直してのお話では、ドキドキする展開と、めでたしめでたしの結末に、ホッとされたお客様も多かったことでしょう。

 

トリは、無茶志亭肉丸の『さくらんぼ』

荒唐無稽なお話に、はじめアングリと口を開けていらしたお客様も、肉丸の話芸にハマり、ラストシーンでは大きな池が目に浮かんだことと思います。

 

会場には、こん太さんの おひな様の切り絵が飾られ、春の陽光が注ぎ込むとても暖かな一日となりました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。